公務員試験総合ガイドとは?
公務員試験に関する情報を幅広く掲載しています。掲載内容は、学習の始め方から試験内容まで多岐に渡ります。まだ公務員について何も知らない方から、すでに学習を始めている方や今年の本試験を受験して答え合わせをしたい方まで、公務員受験生のあらゆるニーズに答えます。
具体的な掲載項目については、上部のメニューから各情報ページをお調べいただくか、以下の使い方ガイドをご覧になりご自身が今お知りになりたい情報を掲載してあるページへ進んでください。なお、各試験種別のページ一覧は最後に掲載していますが、上部のメニューからもお越しいただけます。
公務員試験総合ガイドの使い方
では、より詳細な公務員試験情報のページへとご案内いたします。
初めての方や公務員試験の全体像をお知りになりたい方は「公務員試験の仕組み」を、公務員試験についてより詳しくお知りになりたい方は「各情報ページのご案内」をご覧ください。
各情報ページのご案内
- 公務員の種類について知りたい方
公務員にはどのような種類があるかについてお知りになりたい方は、公務員の種類へお進みください。 - 公務員受験を考え始めたばかりの方
公務員試験とはどのようなもの?全体像を把握したいという方は、公務員試験とは?へお進みください。 - 公務員試験を受験可能か知りたい方
公務員試験の受験資格について詳しくお知りになりたい方は、公務員の受験資格へお進みください。 - 年齢制限について気になる方
受験資格のうち特に気になる年齢制限についてお知りになりたい方は、公務員の年齢制限へお進みください。 - 公務員について詳しく知りたい方
民間企業との違いや公務員の魅力についてお知りになりたい方は、公務員の魅力と強みへお進みください。 - 公務員の職種について知りたい方
公務員の職種(行政職や福祉職)についてお知りになりたい方は、公務員の職種紹介へお進みください。 - 詳細な試験科目について知りたい方
公務員の試験科目についてもっと詳しくお知りになりたい方は、公務員の試験科目へお進みください。 - 公務員の学習について知りたい方
公務員試験の学習法や受験戦略など受かる方法について知りたい方は、公務員試験合格作戦へお進みください。 - もっと細かくお知りになりたい方
公務員試験の詳細をさらにお知りになりたい方は、FAQへお進みください。細かな疑問にお答えしています。
各試験種の詳細についてはページ最後の「公務員試験種別ガイド」で紹介しています。既に受験する試験種がお決まりで個別の試験について詳しくお知りになりたい方は各試験種別のページを御覧ください。
公務員試験の仕組み
まずは公務員試験の仕組みについてご説明いたします。
一部の例外を除くと、公務員試験は一般に以下のような手順(流れ)で実施されます。
公務員試験の一般的な流れ
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受験申込
受験資格と年齢制限を確認して出願公務員試験は新卒に限定されず原則として誰でも受験可能ですが、受験資格(主に年齢制限)を満たす必要があります。試験種により「資格要件」もあるため要チェック!
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一次試験
筆記試験(主に多肢選択式で実施)公務員試験は最初に筆記試験を受験する必要があります。一次試験で筆記試験を課さない試験はほとんどありません。教養試験だけの場合と専門試験も課される場合があります。形式は択一型が多く、まれに記述型の場合があります。一次で択一型、二次で記述型を実施する場合もあります。
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二次試験
人物試験(面接試験と論文試験)公務員試験は資格試験ではないため、必ず人物試験が課されます。人物試験は面接だけの場合もありますが、論作文で文章力をテストする場合もあります。また、適性試験を課す場合もあります。
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採用面接
官庁訪問や管区面接、区面接国家公務員(総合職・一般職)や特別区の試験では、最終合格後に採用面接を受ける必要があります。国家公務員試験では官庁訪問や管区面接、特別区では区面接がそれに該当します。そのほかの地方公務員試験では、概ね最終合格=採用です。
段階式選抜方式
このように、公務員試験は段階的に選抜が行われます。したがって一次試験を突破しなければ二次の面接を受けることはできません。
一次試験である程度の得点水準を満たしていれば二次試験を受験可能といった、大学入試などでよく見られる方式とは根本的に異なります。
一次試験と二次試験の倍率は試験種により異なります。一次の筆記試験で絞り込む試験もあれば、一次の倍率は低めで人物重視の試験もあります。
ただし、一次試験を通過しなければ二次試験を受験できない点はどの試験も共通であるため、まずは一次の筆記試験突破を目標に対策を練る必要があります。
それぞれの試験の内容
一次試験の内容
一次試験でどの試験でも共通して課されるのは教養試験です。なお、近年では教養試験に替えて民間タイプのSPI試験を課す地方公務員試験も増加しています。
大半の大卒程度(院卒試験含む)の国家公務員試験と地方公務員上級職試験では、それぞれの区分ごとに専門試験が課されます。行政区分では法律や経済、人間科学区分では心理学などです。
二次試験の内容
二次試験の面接で必ず実施されるのが個別面接です。さらに集団面接や集団討論、行動評定やプレゼンテーションなどを課す試験種もあります。
論作文(小論文)試験は二次試験で課されることが多いですが、一次試験の段階で課す試験もあります。(国家一般職などは一次試験の段階で論作文試験がありますが、採点は二次の合否決定段階です)
さらに性格検査などの適性試験を実施する試験も多く、あらゆる角度から受験者の人物像が評定されます。また、一部の試験では専門科目の記述試験が二次で実施されます。
種類 | 内 容 |
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一次試験 | 筆記試験 多肢選択型の教養試験のみ、もしくは教養試験と専門試験の両方(さらに論作文試験を実施する試験もある)。また、市役所試験などでは近年SPIタイプの試験も増加しています。 |
二次試験 | 面接試験・論文試験(記述試験) 個別面接は必ず実施。他に集団面接や集団討論等を課す試験もある。論文は一次段階で書く場合もある。さらに試験によっては記述型の専門試験が課される。 |
一次試験 (筆記試験)
先述したように公務員試験は段階式選抜方式のため、まずは一次の筆記試験突破を目指し対策を練る必要がある。
二次試験 (人物試験)
内定=採用を勝ち取り官公庁に就職するためには、人物試験の対策も手を抜かず最終合格を勝ち取る必要がある。